ダイエットを頑張ろうとするあなたのために、重要なポイントをお伝えしましょう。
本当に重要なポイントだけに絞って書いています。
もし理解できなければ何度も読み直してきちんと理解してください。それだけの価値があることしか書いていません。
「一時的」なダイエットは存在しない
ダイエット(diet)の語源は「生活様式」「食習慣」だと言われます。
つまり生活習慣を変えることがダイエットなのです。
1ヶ月や2ヶ月、ちょっと食事を変えたくらいでは必ずリバウンドします。
これから先ずっと生活を変えるのがダイエットです。そのように続けられることを前提としましょう。
習慣づけには3週間
「これから先ずっと」と聞くと大変に感じるかもしれませんが、いろいろな研究で3週間(約20日)続けたことはそのまま習慣になる可能性が高いと言われます。
ですから、3週間を1つの目安としてやってみるのが良いでしょう。
消費カロリー > 摂取カロリー となれば必ずやせる
なぜ太るのか。1日に消費するカロリーよりも、食事から摂取して(とって)いるカロリーの方が多いからです。
逆に、消費カロリーの方が摂取カロリーよりも多ければ、必ずやせます。
太るかやせるかは、消費カロリーと摂取カロリーのどちらが多いかで決まるのです。それ以外の要素はありません。
なので、大事なのは
・消費カロリーを増やす習慣をつけること
・摂取カロリーを減らす習慣をつけること
この2つだけです。
消費カロリーを増やす方法1:基礎代謝を増やす
女性の1日の消費カロリーは約2000kcalと言われます。
そのうち60%の1200kcalは「基礎代謝(きそたいしゃ)」と言われて、運動などを何もしなくても「生きているだけで消費するカロリー」です。
この基礎代謝を増やすことで、何もしなくても痩せやすい体になります。
基礎代謝を増やすには、以下に気をつけましょう。
1.体温を上げる
体温が高い方が基礎代謝は上がります。なるべく重ね着をするようにしたり、温かい飲み物・食べ物をとるようにしましょう。
2.朝起きたらストレッチ
朝起きたら布団の中で軽くストレッチしたりすることで、血の巡りがよくなり、基礎代謝が上がります。寝覚めもよくなります。
3.朝起きたら白湯を飲む
寝て起きたあとは、寝ている間に汗をかいて水分不足の状態です。そこで起きてすぐに水分をとることで、血行がよくなり、基礎代謝が上がります。また冷たい飲み物よりは白湯がよいでしょう。
4.筋肉をつける
基礎代謝の多くを占めるのが筋肉の動きです。なので筋肉をつけることで、基礎代謝が上がります。また体温も上がりやすくなるので、さらに基礎代謝が上がります。週に2〜3回くらい、腕立てや腹筋など、筋トレをしましょう。
5.湯船につかる
湯船につかることで体全体が温まり、基礎代謝が上がります。また血行がよくなることで老廃物が排出されて、体の調子も良くなるでしょう。
6.お風呂上がりに体を冷やさないようにする
お風呂上がりに濡れたままの状態が続くと、逆に体が冷えてしまいます。きちんとバスタオルやドライヤーで水気を切り、白湯などを飲んで体を冷やさないようにしましょう。
消費カロリーを増やす方法2:体を飢餓状態にしない
現代のように栄養豊富な時代は、人類の歴史的にはきわめて珍しい時代です。人類はほとんどが飢えた状態(飢餓状態)で生活してきました。
そのため飢餓状態でも生きられるように進化してきています。
具体的には、栄養が足りない飢餓状態では、なるべく消費カロリーを少なくするようになります。
分かりやすくいうと、栄養不足だとやせにくい体になるのです。
なので、たとえダイエット中でも、タンパク質やビタミン、ミネラルなどはきちんと取る必要があります。
具体的には、野菜や肉・魚はちゃんと食べるということです。
そうしないと体が栄養不足=飢餓状態だと判断して、消費カロリーが少なくなってしまうのです。
摂取カロリーを減らす方法1:炭水化物を減らす
野菜や肉・魚はちゃんと食べつつ、摂取カロリーを減らす必要があります。
具体的には、炭水化物を減らします。
炭水化物は、いわゆる「主食」と言われる、米、小麦(パンやうどん、パスタなど)、いも、砂糖などに多く含まれています。
これらはなるべく減らします。